君がなにか外的の理由で苦しむとすれば、君を悩ますのはそのこと自体ではなくて、それに関する君の判断なのだ

マルクス・アウレリウス

生きていくうえでいろいろな悩みや苦しみがありますが、そのほとんどは、対人関係において生じているものですよね。

その対象が、社会や政治であったとしても、それを動かしているのは、あくまで、人間もしくは人間たちの寄り集まりの判断であり、悩みや苦しみは、それらに対する自分の葛藤なので。

そういうわけで、なにか苦しいという場合、対人関係にどう対処していくか、というコツが分かれば、この世の悩みや苦しみのほとんどが無くなるか、もしくは、今までに考えられなかったほどのスピードで解決するはずです

そうした、対人関係対処法で、ほぼ”万能薬”として使えるのが、ストア哲学であろうと思っております。

ストア哲学の成り立ちであるとか、思想的な骨格などについて、以前、別サイトで書いたことがありますが、今回はそういう背景はすっ飛ばして、ストア的考え方のポイント、だけを挙げてみます。

ストア的考え方のポイントは、たった一言で要約することができます。

それは・・・

「あなたが考えていることが、すなわち、あなたの価値である」

これに尽きると思います。

本記事のタイトルにしておいた、

「君がなにか外的の理由で苦しむとすれば、君を悩ますのはそのこと自体ではなくて、それに関する君の判断なのだ」

という言葉は、ストア哲学者にして、ローマ皇帝であった、マルクス・アウレリウスのものですが、これはほぼ同じことを言っていますね。

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今回は、この名言を分析するというより、この名言をいかに簡潔にフレームワークとして使うか、日々の人間関係に活かすことができるか、といった”コツ”を提示してみたいと思います。

それは、

【わたしの価値】は、(    )さんから(   )と扱われたことに対して、【   】と思ったことにある。というふうに定型文にして、(   )【   】に、当てはめていくことです。ポイントは、もちろん、【   】のところを、よりベターな思い、天使に近い思いに持っていくことにありますね。そうすれば、【わたしの価値】=【   】という思いと、じつにシンプルに判断できることができます。

以下に、ひとつ使用例をあげてみましょう。

A:「【わたしの価値】は、(花子)さんから(”取るに足らない人ね”)と扱われたことに対して、【ちくしょー!あいつだって人のこと言えないじゃないの!】と思ったことにある」

B:「【わたしの価値】は、(花子)さんから(”取るに足らない人ね”)と扱われたことに対して、【ひとからの悪口・陰口に対して、反射的に反応したりするのは思慮の足りない人なのだからひとまず冷静でいよう、あとでじっくり考えてみて、汲むべきところがあれば、そこから学ぼう。ただし、決して、乱暴な口調で言い返したり、ましてや陰口を叩くのはやめよう、同じ土俵にたってしまわないように】と思ったことにある」

と、こんな感じですね。

もちろん、Bパターンのほうが、より私の価値を上げる考え方になるわけです。

こんなふうに、【   】の内容を、より天使に近い考え方、(あるいは、あなたがとても人格的に尊敬している人の考え方)に近くしていけば、あなたは自然に、あなた自身の価値を上げることができる、ということになるわけです。

スイスの思想家、カール・ヒルティは熱心なプロテスタントでしたが、「特に若い年代のひとにとっては、キリスト教はかえって害になるケースがある。ストア哲学のほうが、より役に立つことだろう」といった趣旨のことを述べております。

これは、キリスト教というよりも、宗教的なドグマすべてに当てはまるでしょう。あるいは、スピリチュアルな趣味ですね。

というのも、こうした宗教思想はそれ自体は立派なのは当然ですが、もともとに権威があるものなので、得てして、宗教思想の権威=自分の権威といったふうに、自惚れといいますか、どこか無理している方向に行きがちであるということなんだと思います。

マルクス・アウレリウスに戻りますが、彼の思想は、自省録という一冊の本で読むことができます。

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(岩波文庫版:神谷美恵子訳)

そしてここが大事なところですが、

マルクス・アウレリウスは、『自省録』をあくまで「日記」として書いていたわけであって、後世に公開したり、出版するつもりがなかったんですよ。なので、偉大な哲人皇帝の、赤裸々で真摯な自己との対話を知ることができる稀有な書物なんです。

日記であるがゆえに、体系的ではありませんので、私たち読む側にとっても、たとえば、カバンに入れておいて、ぱらぱらと、その時の気分に合う箇所をちょっと読んでみるとか、そういう読み方ができるのも、気安いところですね

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