「引き寄せの法則」と量子論の可能性

引き寄せ

引き寄せの法則は、「縁起の理法」

起源としてのクリスチャン・サイエンス

「引き寄せの法則」については、色々な本が出ていますし、その中で語られていることの多くは真実です。

主に、アメリカ系の成功哲学の文脈で語られることが多いのですが、これはもとを辿ってみると、クリスチャン・サイエンスの聖書解釈に由来しています。

つまり、

蒔いた種は刈り取らねばならない

とか、

すべて祈りて願うことは、すでに得たりと信ぜよ

こうした聖句の構造を、「原因と結果の法則」と捉えて、自己実現に活用していくということですね。

時間的縁起(原因・結果の法則)

ただ、こうした考え方は、特に近現代を待つ必要はなく、2600年前に釈尊が語っていた「縁起の理法」のなかに収まってしまう考え方であります。

縁起の理法には、2通りの解釈があるというお話をしています。それは、

  1. 時間的縁起:時間軸における原因と結果の法則
  2. 空間的縁起:空間軸における相互依存の法則

ということでしたね。

このうち、「引き寄せ」にとくに関係しているのが、時間的縁起のほうです。つまり、「原因と結果の法則」ですね。

つまり、「現在、善き種を撒けば、未来において、善き収穫が得られる」という考え方です。

施論・戒論:生天論

これは、釈尊の時代では、さらにシンプル化して、「良いことをして、悪いことをしなければ、天国に生まれることができます。」という、施論・戒論・生天論として、おもに在家信者を対象に説かれていた教えでもあります。

  • 施論(せろん)…布施をする→愛を与える→善いことをする
  • 戒論(かいろん)…戒めを守る→悪いことをしない
  • 生天論(しょうてんろん)…天に生まれることができる
    *当時のインドでは、あの世に赴くことも「生まれる」と説明されていた

現代人が聞くと、笑ってしまうくらいのおとぎ話的な説法に聞こえるかもしれませんが、でも残念ながら(?)これは真実です。

ここさえクリア(理解)できていないにも関わらず、その先に行ってしまおうというスピリチュアリストが多いのもまた残念なところです。

あの世こそが実在世界であり、実在世界での成功が本当の成功なんです。

なのに、「引き寄せの法則」を語るスピリチュアリストのなかでも、明確に善悪の価値基準を説いているひとが見当たらないのは、けっこう危ないものだな…と見ています。

思いはたしかに実現するのですが、実現した後、どうなるのか?幸福になるのか?

幸福になったとして、それは永遠の生命の観点から見た時に、本当の意味での幸福感であるのか?持続可能な幸福であるのか?というところまで突き詰めた悟りを持っているスピリチュアリストが居ないんですよ。

量子論の登場によって、引き寄せのメカニズムも解明されてきた

現代の物理学の最先端をいっていると言われている量子論(量子力学)では、かなりの程度で霊界(4次元以降の世界)へ踏み込んでいます。

数式上は、すでに4次元以降の世界が存在するということは証明されてしまっているんですね。

そして、4次元以降の世界とは何かというと、それがいわゆる、「あの世」(実在界)に相当するわけです。

3次元と4次元では1次元分だけ異なっていますが、この1次元の差は「時間」の概念なんです。

4次元以降の世界では、過去・現在・未来を行き来することができる

これは、(本物の)霊能力をお持ちの方であればおわかりかと思うんですが、瞑想中では、意識が完全に3次元世界を遊離して、実在界の世界へ行くことができます(というより、本当は、精神はもともとは3次元には属しておらず、4次元以降の世界に属しているんです)。

そして、その実在界に精神を遊ばせているうちに、過去・現在・未来というものが、一直線上に並んでいるものではない、ということに気づきます。

慣れていないと、それが地上に翻訳したところの「未来」のことなのか「過去」のことなのか、よくわからないくらいです。

4次元の「未来」を確定させて、3次元に現象化させるのが「引き寄せ」の正体

この4次元世界の時間の特性、時間の非局所性を使うとどうなるか?ということですね。

つまり、精神のレベル(4次元以降のレベル、あの世・実在界のレベル)で先に、「未来」に花を咲かせてしまうんです。

この場合、3次元的な因果関係とは時間軸が逆の流れになっています。

3次元世界では、

  • 現在…種をまく(原因)
  • 未来…花が咲く(結果)

ということになりますよね。

これはもちろん正論なんですよ。ただし、引き寄せというよりは通常の自己実現のメカニズムではありますね。

「引き寄せ」の場合は、

まず先に精神の世界(4次元以降の世界)の「未来」に花を咲かせてしまいます。

そうすると、4次元世界内では、時間が遡行したりしますので、

  • 未来…花を咲かせた(結果)
  • 現在…種を蒔いた(原因)

と、3次元的にみると、因果が逆順になってしまうんです。

そして、上記のことが、3次元世界に翻訳されて現れると、

  • 現在…種をまく(原因)
  • 未来…花が咲く(結果)

という、通常の順番に視えるんです。

ただ、通常の自己実現と違うことは、「先に未来を確定してしまうと、現在に起きている様々な事象も、確定された未来への単なる道筋に過ぎない」という認識になるんですね。

この考え方を、実際に応用しているのが、神田昌典さんの『ストーリー思考』なのだろうな、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

要は、未来はすでに確定している(物語の結末はできている)ので、その途次にある色々な現象・出来事を、確定にいたるための「必然」と捉えるわけです。

「引き寄せ」に失敗するケースというのは、たいてい、現在に起きている様々な事象が、未来の「夢・目標」と関連付けて考えることができず、むしろ、阻害要因として感じてしまうために、がっくりきてしまい、念が途切れてしまう、というところに原因があります

因果は超えられるか?

上記のことに関連して、

むしろ、4次元以降の「未来に種(原因)を蒔く」。そして、3次元の現在に、様々な現象が生起してくるのは結果に過ぎない、と捉える向きもあります。

そして、「因果は超えられる」という主張になっているようですが。

これは、むしろ、上記のストーリー思考の「原因」と「結果」。あるいは、「未来」と「現在」を再解釈したということだと思います。

なので、「未来に種を蒔く」というのも面白い逆発想だと思いますし、そうすると、現在の様々な抵抗的な事象も「花が咲く過程である」ということで、我慢しやすくなりますのでね、面白い発想だとは思います。

ただ、本来の4次元世界の時間性質が時間の非局所性ということでありますので、実際のところは過去・現在・未来を正確に(順序立てて)定義すること自体が4次元以降の実在界に馴染まない考え方なんです。

そういうわけで、この考え方を取るにしても、それは「因果を超えた」わけではなく、「因果律を再定義してみた」ということであって、やはり、縁起の理法そのものは超えることはできないんです。

なんとなれば、縁起の理法こそが多次元世界を含む宇宙の根本法則そのものだからです。

長くなりましたが、こうした「引き寄せ」であるとか、自己実現の方法論ですね。

こうした考え方・方法論も今後、いろいろお話していきたいと思います。

 

 

 

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