天国と地獄はまだしも、霊界とか不成仏霊とか悪霊とか、
宗教用語って、古臭くておどろおどろしいイメージがつきまとう
ので、語りにくいんですね。
どんな文章を書いても、
そういうイメージが引き起こす先入観に引っ張られてしまうので。
まあとりあえず、今回のテーマについて語ってみます。
結論から言えば、天国と地獄はほんとうに存在します。
じゃじゃん!
それにつけても…。
みなさんのイメージだとどんな感じなんでしょうね。
天国と地獄って。
こう、閻魔大王がいて、善人と悪人を分けて、
問答無用に、ぽぽいのぽいと投げこんでいくイメージでしょうか。
天国と地獄という、それぞれのハコに。
まあ…閻魔大王的な存在もいるのかもしれませんが…。
まず、天国と地獄を考える前に、物質界を卒業(つまり”死”)して、
精神界にいくってのはどういうことなのか、
実は、これを説明したほうが早いんですね。
肉体を持っていないということは、もう一種のエネルギー
としての存在になるということです。
エネルギーといっても無機質なものではなく、
生前の個性はそのまま引き継いでいく、
つまり、個性あるエネルギー体になるということです。
で。
エネルギーの特質っていうのは、波長とか波動があるということです。
ココがポイント。
波長があるということは、波長が似通うもの同士が引き合う
ってことになるんです。
ラジオの周波数と一緒でね。
こう、ダイヤルを回すと、「◯◯放送」っていうとこに
周波数が合って、それを聞くことができるじゃないですか。
それと同じように、スピリットとしての存在になったとき、
同じような波長(波動)を持った人同士が引き合って
集まってしまうんです。
ごく自然に。
まあ、この世でいう、「類は友を呼ぶ」ってのと一緒です。
一緒というか、それが極端に現れるんですね。
なので、
天国と地獄っていうハコにポイポイと投げ込まれるのではなく、
波長が似ているもの同士が引き合って、一緒に住んでるんです。
たとえば、
争いが好きなひとは争いが好きな同士で集まる。
愚痴をいうのが好き(というか癖ですね)なひとは、
愚痴をいうのが好きな同士で集まる。
情欲が強いひとは情欲が強いひと同士で集まる。
これが結果的に、「地獄」って言われている空間になるわけです。
まあ本人たちはとくに地獄とは思ってないかもしれませんが、
ヘブンリーワールドの住人から見ると、
「ありゃ、地獄だわー」
ってなるわけですね。
で、むかし、仏教の説話で聞いたように、
地獄なら地獄でもいろいろ種類がありまして。
- 情欲が強いひと同士が集まってできた空間
→色情地獄 - 争いが好きなひと同士が集まってできた空間
→阿修羅地獄 - 人間としての尊厳を忘れたもの同士が集まてできた空間
→畜生道
ということになります。
で、たとえば色情系統でもコレコレこういうプレイ?が好き
って個性がありますんで、その個性の数だけバラエティに富んだ
色情地獄があるわけです。
逆に。
ひとに優しくするのが好きなひとは同じようなひと同士が集まるので、
結果的に、「天国」といわれる空間になるわけです。
つまり、結果論なんですな。
あらかじめハコがあるんじゃあなくって。
ココまで読むと、
ひとくちに、「天国・地獄ってというと、ざっくりしすぎているのでは?」
と気づかれた方もいらっしゃることでしょう。
その通りなんです。
たとえば、優しいひとでも、どんだけ優しいか、
段階がありますね。
近所の、気がいいオバちゃんくらい優しいのか、あるいは、
マザー・テレサくらい優しいのか。
逆もしかりで、
どんだけ争いが好きか、っていうことでも、
阿修羅地獄にも段階=レベルの差があるでしょうね。笑
ゆえに、
天国・地獄にも、浅い深い(あるいはどんだけ浅いかどんだけ深いか)
で段階差があるということになります。
ところで。ところてん(こればっかだな)。
ただ、じゃあ色情系統でも四六時中考えているわけじゃないですよね。
いくら好きなひとでも。笑
なので、その人の人生の”平均打率”が問題になります。
イチローだと、3割何分何厘とか。と同じように。
そのひとの心の傾向性(特徴的な習慣、考え方、癖)
が平均打率として、周波数的に出てくるわけです。
なので、「昨日、ひさびさに夫と喧嘩したわー」ってくらいじゃ、
阿修羅地獄へいくかっていうと、そんなことないです。
それが、しょっちゅう!とか、
もう、癖になってて、喧嘩してないと落ち着かないってレベルですかね、
阿修羅地獄行き特急列車は。
なので、
チェックポイントとしては、自分がふだん、
「つい考えてしまうこと」、「ついこういう感情になってしまうこと」
に思いを致せば、だいたいどこの世界に行くかなーってのがわかるということです。
霊能者に判定してもらわなくてもね。
・・・・・・、
って、話しがだいぶ長くなりますね、これは。
続きは、また次回ってことで!
(読みたいひといるのかな?笑)
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