天使(菩薩)の条件

魂の進化の先に天使(菩薩)の境涯がある

天使というのが、あの世で羽を生やしてフワフワ飛んでいるだけではない。人間は心の修行によって天使へと進化していけるものであるということを何度かお話してまいりました。

実は、今の日本に生まれて、一定程度の知性・見解を持ち、青年から壮年として頑張って生きている、という人たちのなかに、けっこうな数で、天使(菩薩)の数段階前までは来ている人は多いんです。

その場合、一定の目覚め(菩提心)をきっかけに、天使(菩薩)の1−2段階手前くらいまでは、いける、という人たちがけっこうな数でいらっしゃるんですね。

そういうわけで、「とにかく天国に行きましょう!」系統で頑張ってらっしゃる方は数多くいますので。

僕の使命としては、潜在的に優秀な方に、精神界の価値観に気づいて(というか、思い出して)いただき、さらに「救う側」である天使の境涯を目指すひとを増やしていく、というところにあると思っています。

本当の成功論は天使(菩薩)になること

まあほんとに、天使の手前のその一段階一段階がけっこう難しくて、特に(狭義の)天使に実際になる、というのは、かなり難しいものがあります。

ただ、何度も申し上げているように、この世、物質界が仮の世界であり、精神界が本当の世界であるならば、本当の成功論はあくまで、精神界の価値に基づいた成功でなければ意味がないわけです。

精神界の価値に基づいた成功とは、神仏と言われる存在にどれだけ近い世界に還れるか、ということになります。

そういう意味で、僕が、「天使を目指してみませんか?」というのは、「羽生やしてみませんか?」っていうフワフワしたものではなく、ひとことで言えば、”本当の成功”をしてみませんか?」というお誘いなんですよ。

ボードゲーム上のお遊びの成功ではなくて。

天使(菩薩)の条件

天使(菩薩)の直前段階=阿羅漢(アラカン)の条件

  1. なんらかの意味で信仰心に目覚めていること(前提)
  2. 仕事を中心とした世界で、リーダーシップをとれるくらいの専門家としての知識・スキル・経験・実績を持っていること。
  3. 真理に関する知識を持ち、それをある程度腑に落としていること。
  4. その結果として、守護霊からインスピレーションを受けられる心境を維持していること。

天使の条件

  1. 自己確立がある程度終わり、興味・関心が利他にあること。
  2. 利他と奉仕そのものを喜びとしていること。
    *ただし、自己を磨くということに終わりはない
  3. 圧倒的なリーダーシップ・責任をとることができて、実際に、実績を出すことができること。
  4. 一生を通じての心境の平均が「利他」で占められていること
  5. 守護霊およびさらに上級の神々から指導を受けられる器になっていること

特に、チェックポイントの、3. 一生を通じての心境の平均が「利他」で占められていることを見ると、天使(狭義)になるのがいかに難しいかわかるでしょう?

それは、僕らが実際に、今日一日だけでも、自分の心境をチェックしてみれば分かると思います。

「赤い羽根に募金しました」とかを狭義の菩薩行ということもありますが、このくらいでは到底天使になることはできません。

それは、2. 圧倒的なリーダーシップ・責任をとることができて、実際に、実績を出すことができること。

をチェックすればわかりますね。

まあ、実績についてはまた難しいところがありまして。

とくに思想家や芸術家の場合は、生きているときは無名かそれほどではなかったけど、死後、評価され、さらに後世に影響を与え続ける、というケースがありますからね。

ただいずれにせよ、

「使命そのものを軸に生きる」
「使命そのものが自己展開しているかのような生き方ができる」

というのが基準になってきます。

天使(菩薩)の境涯では平等観が強くなる

また、天使の境涯では、仏教的に言えば、平等性智(びょうどうしょうち)という観点が強くなってきます。

平等性智というのは、あらゆる人々のなかに、仏性(仏と同じ性質)あるいは神性(神と同じ性質)を観てとれるということですね。

こういう意味で、「平等観」が非常に強くなってきます。

自分が天使であるか、あるいどのくらい遠いのか、をチェックしたければ、いま関わっている人々に仏性を感じ取れているか、を考えてみれば、ある程度、予測がつくと思います。

なぜ、平等性智が強くなるか。

その理由としてひとつだけ挙げるとするならば、認識力が高まってくると、普通に関わる人々が幼児のように見えてくるわけです。

つまり、大人と幼児ほどの認識力の差があるゆえに、がっぷり四つで、諍い(いさかい)を起こす気になれないということですね。

もちろん、天使(菩薩)と言えども、肉体を持って地上に生まれることはハンデになりますので、いつもいつも100%、心が悪感情から離れているというのは難しいですが、少なくとも、リカバリーは早いです。

天使になるのを妨げる悪感情とは

心の三毒

悪感情の代表的なものを挙げると、これまた仏教的な観点ですが、

貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)の心の三毒というものがあります。

これは、勝間和代さんも著書の中で、「心の三毒を追放しよう!」と主張してらっしゃいますね。

  • 貪・・・貪り(むさぼり)の心。あれも欲しい、これも欲しい、
        人にこうして欲しい、という心
  • 瞋・・・怒りの心
  • 痴・・・愚痴という解釈もあるが、伝統的には愚かな心

この3つです。

六大煩悩

さらに、天使(菩薩)を目指すにあたっては、上記の心の三毒に加えて、あと3つ。合計6個の、六大煩悩というものがあります。

慢(まん)・疑(ぎ)・悪見(あっけん)

  • 慢・・・自惚れる心、自慢の心、人を見下す心
  • 疑・・・伝統的には仏法を疑う心、真理を疑う心ととってもいいでしょう
  • 悪見・・・伝統的には、縁起の理法(原因・結果の法則)を信じないものの見方。肉体中心のものの見方、極端なものの見方、など。

と、また今回も長くなりましたが、チェックポイントとして生かしつつ、天使(菩薩)を目指す人がひとりでも増えるのを願っています。

いままだ命があるということは、命があるかぎり、これからいくらでもリカバリーが可能ということです。

少なくとも、天使(菩薩)の一段階手前の境地には、頑張れば、(いまの日本に生まれて、一定レベルの知性がある方であれば)たどり着くことが可能であると思います。

繰り返しますが、より神仏に近い境涯に還っていく、というのが本当の、本物の、唯一の成功論です。

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