思春期こそ、美意識の形成が大事。高田の経験した”3メートルビンタ”とは?

「思春期でまっすぐに伸びていく方法」というのを、
考えてみます。

ここはあまりスピリチュアルな観点を入れないで、
ごく一般論で話しを進めていきます。

消極的な意味では、”非行”の方向へ走らないこと、
あるいは、積極的な意味では、学問を愛する傾向性とか、
自分で見つけた道をひたむきに進んでいくには
どうすればよいか、という話になります。

親御さんであるならば、お子さんを導いてあげるには
どうしたら良いのか、という論点ですね。

***

結論から言えば、

意外に、基本になるのは、「美意識」であろうと思います。

美意識とは、「何をもってカッコイイと思うか」
ということですね。

たとえば、先日、
校門の前でタバコを吸っている男子中学生を見かけました。

彼らはどうしてそういう方向へ行くかというと、
一言で言えば、それが「カッコいいこと」だと思っているからですよね。

それでは、なぜ、カッコいいと思ってしまうか。

それはやはり、10代のうちはまだ自我の形成期であって、
自我が安定していないからです。

自我が安定していないから、自分自身へ不安感、
自分は何者であるか、ということを性急に確認してみたい、
という欲求にかられることになります。

そして、とりあえずは手っ取り早く、自己確認できる(ように思える)
他人にもアピールできるような、極端な行動や見た目へと走るわけです。

そして、「自分はこれこれ、こういう人間である」ということを
わかりやすく自分自身に、そして周囲にアピールしていくわけですね。

ゆえに、根本的な原因としては、自我の不安定さがあり、
その不安定さを手っ取り早く解消するために、非行であるとか、
広い意味でのコスプレに走るわけです。

ファッションなどは、いちばん分かりやすい、自己確認手段ですからね。

たとえば、ゴスロリを着ていれば、「わたしはこういう人で、
こういう価値観を持つひとです」と、手軽に自己確認、
および、他人からの承認も得られると。

しかし、根本に立ち返ってみれば、
自我の不安定さが原因になっています。

それでは、自我の不安定さをどう解消していくか。

これは・・・、

「そもそも10代〜20代の前半くらいまでは、
自我の形成期なのだから、まったく焦る必要はない」

ということを知識として、まず知っておくことだと思います。

そして、その上で、

「何をもってカッコいいとするか」という
美意識ですね、これを整えていくことが大事です。

***

上記のことを、私の例でもってお伝えします。

先日、facebookで私自身の10代の頃の学習遍歴を書いておきました。
もう一度書いておくと、下記のとおりです。

  • 小学生時代(高学年以降)は、「学校の先生より、高田のほうが勉強ができる、頭がいい」と、周囲に認めさせ、宿題を免除にさせてしまった(職員会議で相当問題になっていたようですが・笑)。
  • 中学2年生の段階で、近代哲学の祖デカルトの「思惟する精神と延長する物体」などに関する論考を日記に書き散らすなどの、抽象思考能力を手にしていた。
  • 大学受験前は、全国模試で常にトップクラス(日本史は毎回100点なので、当然、全国一位)。河合塾では、特待生として授業料全額免除になっていた。
  • 当時の偏差値では私学最高レベルの早稲田大学法学部に現役で合格した。

ということで、こう書くと、もう生まれつき頭が良かったかのような
印象を持たれるかもしれませんね。

でもね、とりあえずは、スピリチュアル的な事情はさておくとして。

実際に、小学校の4年生まではどうであったかというと、
勉強の点でも、ふつうの成績であって、まるで目立たない存在だったんです、私は。

それが、どうして急に勉強ができるようになったのか?
わが親の学習指導が偉大であったのか?

というと、そういうわけでもなく、
家庭環境的には、まるっきり放任教育でした。

まあ、うちの親も忙しくてですね、
いまの家業(その会社は現在でも私が代表取締役として経営しております)
の立ち上げ期であって、両親ともに働いて忙しかったわけですよ。

それでも、経済状況がイマイチだったので、
母親は会社の経理をやりながら、お琴を教える、
という、今で言えば、パラレルキャリアというんですかね、

そういう状態であったので、まあ私がとりあえずは普通の平凡な
学習レベルではあったので、「まあ、それでいっか」ってくらいであったのだと思います。

ところがあるとき、

私の好きな女の子が、
とある塾へ通っているということが判明したんですね。

で、

私は、それがどのような塾か、(うちの親も)調べもしないで
入塾したのです(動機不純な・・・笑)。

で、

蓋を開けてみれば、スパルタ式の進学塾であったと。笑

入塾試験の成績順で、クラスおよび席順が割り振られるのですが、
私は、1−3組のなかの2組のビリのほう。

そこで、好きな女の子から、

「高田ってあまり頭良くないんだね」

という衝撃の一言が。笑

まあ、それもショックだったのですが、
それ以上に、その塾の塾頭(算数担当でもあった)の、
T先生がすごいカリスマ性のある方でして。

どんなふうであったかというと、
まず、授業冒頭は、「黙想!」と1分間の瞑目・沈黙時間。

その後、授業に入るのですが、受講第度が悪かったり、
遅刻してきたりすると、「恐怖の3メートルビンタ」
が飛んで来るんです。

3メートルって、比喩じゃないですよ。
まず少なくとも1メートルはほんとに飛んでいきました。

「目を瞑れー、歯を食いしばれー」との号令のあと、
ビンタが飛んで来る。
そして、ほんとに3メートル級に吹っ飛んでいくわけです。笑

Yくんという同級生の男の子が、マゾ気質だったんだか知りませんけど、
しょっちゅうやられてましたね(でもそのYくんも、とある私立有名中学に合格しました)。

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さすがに、女の子に対しては3メートルまではやらなかったと記憶していますが、
それでもうーん、やっぱり1メートルは飛んでたんじゃなかったかな。笑

まあ、3メートルビンタはさておき。

ときおり、T先生は授業を中断して、滔々と人生論を語るわけです。

師のたまわく、

「人間は生きるだけではダメなのです、
人間は生き方こそが問われているのです!」

といった内容です。

私たち塾生は、じーーんと感動して、教室内では
すすり泣きの声と、キラキラした児童たちの目が。

もちろん、私もそのなかのひとりであって。

T先生のようでありたい。なんて、カッコいいんだろう、
将来大人になったら、こういうふうでありたい。

と思ったものです。

これが、さきほど申し上げた美意識なんですよ。
「なんてカッコいいんだろう!」と憧れる心。

そして、その美意識の源泉は、教える人間の
人格力・指導力・リーダーシップです。

その後、私はT先生のようでありたい、という思いだけで、
勉強するようになりました。

小学校5年生の私は、自分で一週間の学習予定表を作りました。

たとえば、塾が休みの日はこんな感じです。

帰宅後、

  • 16:00-18:00まで「塾の前回の復習と次回の予習」
  • 18:00-18:30 :食事
  • 18:40-19:10:お風呂
  • 19:30-20:30:「最上級問題集」
  • 20:30-21:30:「最難関問題集」
  • 21:30-22:30:「ウルトラ難関問題集」

・・・といった感じです。
要は、睡眠・食事・入浴以外の時間はすべて勉強時間です。

ちなみに、

学校の授業中も勉強時間に当てていました。

え?当たり前だって?

違いますよ、

学校の授業を無視して、最上級問題集をやるんです。笑

「最上級問題集」って名称は、当時、ほんとにあった市販の問題集です。
それ以外の名前は忘れてしまいましたが、上記に書いてあるような、
「最難関」とか「最強」とか、そういう名称のつくものだけを選んで
自分で買ってきました。

時間割たるや・・・休憩時間、ほぼ入っていませんよね。
これ、本当に入れなかったんですよ。

今から思えばどうかと思いますが、それだけの向上心を持っていたということであり、
その向上心を促したのは、T先生の人格力・指導力だったんです。

うーん、今の私なんかじゃ、小学校5年の私に顔向けできませんよ。笑

「人間は生きるだけではダメなのです、
人間は生き方こそが問われているのです!」

***

ちなみに、後日談ですが。

当時、自身の人生哲学を持っていた母は、
T先生と論争をやったことがあるようです。笑

 T先生:「生きるだけではだめです。生き方が大事です」

 母:「生き方が大事なのは分かりますが、まず生きるのが大事です」

 T先生:「いや、生き方こそが!」

 母:「いえ、まず生きることです!」

T先生:「・・・お母さんには根負けしましたよ」

と。笑

しかしこの記事を書いていて、
改めて、故・T先生の学恩に感謝の気持ちでいっぱいです。涙・合掌

***

3メートルビンタはさすがに今では問題になるかもしれませんが。

そういうことよりも、
やはり、教育者の人格力ですね、これが大事なんだなーと、
今になって思うんです。

その人格力の影響を受けて、
「何がカッコいいことなのか」という美意識を身に着けていく。

私の場合は、きっかけは、好きな女の子が通ってる塾だから、
といういい加減なものでしたが、やはり、T先生との出会いは幸運だったと思います。

こんな感じで、いまはとてもそういう先生が少ないかもしれませんが、

どちらかというと、学校の先生よりも、私塾の先生でそういうタイプの方が
いらっしゃるのではないかと。

そして、とくに”勉強”ということに限る必要はなく。

今はインターネットの、たとえば、自分が取り組むビジネスとか
(それ以外のどんな分野でも)の先生で
立派な人格を持たれている方に、自分が習うと同時に、
お子様も引きあわせてみる、ということも有効でしょうね。

そして、

 人格力からの感化→正当な美意識の形成→正当な努力

という流れがいちばんだと思います。

*これ書いているうちに、実存主義の哲学者、キルケゴールの「実存の三段階説」
にもリンクしてくるなーって気付きました。

また改めて書いてみます。

 

 

 

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